• 心を満たす居場所

家具とたのしむ、季節の手しごと。第一回「栗ごはん」

旬の食材を、いつもよりすこし手間と時間をかけて、じっくり味わう。
素材の美味しさ、四季の移ろい、食の大切さ、日本の伝統の尊さ、そしてその時間を大切な人と過ごす嬉しさ。
季節の手しごとは、味わい深い心地よさをたくさん、私たちにもたらしてくれます。

手間隙かける手しごとには、使いやすく丈夫な無垢テーブルを。
暮らしに寄り添う家具と季節の手しごとを、シリーズでお届けします。

第一回は、秋になると食べたくなる、ほっくりおいしい「栗ごはん」です。

季節の手しごと 栗ごはん

材料(4人分)

栗:300~400g
お米:2合
昆布:1枚(5㎝角)
みりん:小さじ2
塩:小さじ1

今回参考にしたのは、料理家で医師の、柳川かおりさんのレシピ。
素材の味を楽しめる、栗ごはんです。

用意する材料は、栗、お米と昆布。
調味料も、化学調味料は使わず、みりんと塩だけ。
とてもシンプルな材料・味付けで、旬を味わう季節の手しごとにぴったり。

作り方

まずは栗の下ごしらえ。
栗は40度くらいのぬるま湯に15分ほど浸けておきます。
皮が柔らかくなって、むきやすくなります。


皮むきはまず、栗のツヤのないおしりの部分を包丁でストンと落とします。
包丁かもしくは素手で、切り落とした部分から外の鬼皮(硬い皮)をつまむようにはがしていきます。


鬼皮の次は、渋皮むき。
左手でしっかり栗を持って、切り落とした部分から、包丁で渋皮をむいていきます。


栗の皮がきれいにむけたら、あとはお米と一緒に炊くだけ。
炊飯器でも美味しくできますが、今回は少し手間をかけて、土鍋を使います。

水気をよく切ったお米と水360cc(2合)、塩、みりんを加えて混ぜ、上に昆布と栗をのせます。

蓋をして火にかけ、しっかりと沸騰したら弱火で15分。
その後、1分火を強めて(中火)から火を止めます。


手間がかかるかな?と思ったら案外簡単。
ふつふつと沸騰する音、ゆらゆらたつ湯気、香ばしくて甘い、いい匂い。

五感ぜんぶで楽しめるのも、手しごとの魅力です。

そして10分ほど蒸らしたら・・完成!全体を混ぜて、器によそいます。


手間ひまかけて作った栗ごはん。
味はもちろん、作ったみんなで嬉しさを分かち合えるのが、手しごとの魅力です。

次回もぜひ、お楽しみに!

栗ごはんづくりにおすすめ 
無垢ダイニングテーブル “Svendborg(スベンボー)”

あえて手間をかける手しごとは、その時間もじっくり味わいたい。
スベンボーは、囲んで座れるラウンド形。
隣に座る人とも会話がしやすい形なので、家族や大切な人と、楽しくおしゃべりしながら作業できます。

無垢で丈夫なテーブルは、力のいる作業にもぴったり。
キズができても、オイルを塗って拭き取るだけで周りとなじみ、目立ちにくくなります。
サンドペーパーで磨くと、さらにきれいに消すこともできるので、手しごとにも安心して使えます。 

About

この記事をかいた人

岡田 智理

グリニッチ広報・企画担当。
インテリアコーディネーター資格、住空間収納プランナー資格を所有。
ブログや企画イベントを通して、暮らしを満たすヒントや、グリニッチが提案するさまざまな価値について、明るく楽しくお伝えしていきます。

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