- 北欧ビンテージ家具
2月便ヴィンテージ家具が入荷しました
さて、早速ですが2月の代官山便で入荷しました商品を一部ご紹介させていただきます。
北欧ヴィンテージ家具が入荷!
Borge Mogensen Bureau model143
R507D401
デンマークを代表するデザイナー、「ボーエ・モーエンセン」の作品です。FDB Moblerの初代デザイン責任者として活躍し独立後もFredericiaなどのメーカーから数多く作品を発表しています。モーエンセンは、家具職人として研修を終えたあとデザイン学校にて、家具のデザインを学びます。その後、「デンマーク近代家具の父」と称されるコーア・クリントに師事します。
家具職人から修業が始まっているということもあり、モーエンセンの家具は作りが作る上で無駄が少ない作品が多いです。そのような理由からモーエンセンの作品はミニマムな印象を覚えます。個人的な見解ですが、最小限なデザイやミニマムなデザインな方が華美なものより素敵に見せるのが難しく感じます。
戦後間もない当時、地方から都市への移住が増え、多くの人が小さくて窮屈なアパートに住んでいることに気づいたモーエンセン。
それまでの大きくて重たい家具や化粧台や食卓などは小さいアパートには置く場所がなく、困っている人がたくさんいました。
モーエンセンはそれらの家具を、皮肉を込めて「太った肉屋の家具」と表現しています(!)。
家具は日常生活に相応しく空間を有効活用できるものであり、「役に立たなければ捨ててしまおう、実用的でなければ替えてしまおう」がモーエンセンの考え。
彼にとって家具は"日常の問題を解決するもの"であったので、「シンプルかつ実用的」な家具が彼のデザインの特徴になり、それらがデンマーク人の暮らしに広く浸透することで、デンマーク家具自体の特徴にもなったのです。
J39を初めたくさんの名作をグリニッチでも扱っておりますので、ぜひ店頭にお越しください。
Poul M.Volther Dining Table "C35" R507D447
続いても「ポール・M・ヴォルタ」がFDB Moblerのためにデザインした作品をご紹介します。
デンマーク人の5人に1人が所有していたと言われているJ46をデザインしたFDB Mobler2代目デザイン責任者です。(85万脚売れたとも言われています)
日本ではモーエンセンやウェグナーが有名ですが、FDB Moblerからの評価は最大のヒットを生んだヴォルタもまた非常に高く、J46もデンマーク国民のもっとも親しみ深い家具として、FDB Mobler復刻の際、もっとも早く生産されました。
ポール・M・ヴォルタの作品は、独特なディテールや奇抜なフォルムをデザインするデザイナーではありませんでした。しかしながら、使う人を第一に考えるFDB Moblerのデザイン理念と通ずるものがあったように思えます。
幅が85cm、奥行きが85cmと日本の一人暮らしの家庭や同棲を始めるカップルなどにもちょうどいいサイズとなっております。家族が増えた時には伸長式の天板で最長で64cm伸びるので、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる商品です。
現在代官山店では、ヴィンテージのダイニングテーブルを多く展示しております。詳しくは下のURLに展示商品の一覧をご覧いただけます。
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