【ノルディックモダンな部屋のつくり方】北欧の知恵に学ぶ、心地よい暮らしの6つのヒント
公開日: 2025年04月16日 (更新日: 2025年08月26日)
モノを減らすのではなく、意味を深める。
ノルディックモダンとは、“美しさと実用性、そして心の居場所”が調和した暮らし方。
温かみのある木の家具と、静かに佇む照明。シンプルでいて、どこか柔らかい空気。
それがグリニッチが考える「ノルディックモダン」の空間です。
この記事では、北欧の価値観と現代の暮らしが交差する“ノルディックモダン”を実現する6つのヒントを、グリニッチらしい視点でご紹介します。
1. 「抜け感」が整えるノルディックモダンの空間設計
ノルディックモダンの基本は、“余白”を活かすこと。
家具や装飾を詰め込まず、空間が呼吸するような配置を意識することで、心も整います。
- 脚付き家具で床の見える面積を増やす
- 家具と壁のあいだに少しの間(ま)をつくる
- テーブルやソファの対角配置で奥行きを演出

FDBモブラー J82 ラウンジチェア
2. 木の質感と自然素材で“温もりのあるモダン”を
ノルディックモダンは、ただのミニマリズムではありません。
自然素材の持つあたたかみこそが、機能性の中に心地よさをもたらします。
- 無垢材(オークやウォルナット)を選び、経年変化を楽しむ
- ファブリックやカーテンは、リネンやウールなど自然素材を
- アースカラーと黒のアクセントで、モダンさに深みを

シャンデリア:101 COPENHAGEN Drop Chandelier Bulp
3. 光と影を育てる、ノルディックモダンの照明術
北欧では照明を「灯り」ではなく「空間を育てる要素」として捉えます。
ノルディックモダンの空間では、時間帯や過ごし方に合わせて光の“質”を変えるのが基本です。
- 直線的な明かりよりも、やわらかく広がる光を
- フロアライト、テーブルランプ、キャンドルを組み合わせる
- 電球色を基調に、陰影が生まれる配置を工夫する

テーブル:Aalborg
チェア:FDBモブラー J80 White
ペンダントライト:&Tradition Flowerpot VP2
テーブルランプ:101 COPENHAGEN Fungus Table Lamp
4. テキスタイルと素材感で「温かさ」を添える
木や白を基調にすると空間が硬質に見えることもあります。
そんなとき、テキスタイルがやさしさを加えてくれます。ウールやリネン、オーガニックコットンなど、手触りの良い天然素材を選ぶと、心身ともにリラックスできる空間が生まれます。
ファブリックには、北欧ならではの幾何学模様や植物モチーフを使っても素敵です。クッションやブランケットに取り入れてみてください。

ブランケット:シ・コラサォン ウールブランケット Swallow Cloud Brick
ソファ:Newnormal Low Sofa 3P
5. 「見せる収納」×「隠す収納」のバランス感覚
整って見えるノルディックモダンの空間は、収納の“見せ方”に秘密があります。
お気に入りは見せて、生活感は上手に隠す。それが北欧流の実用美。
- ウォールシェルフに雑誌や器、アートを飾る
- キッチンボードやサイドボードには扉付き収納を活用
- 収納も“空間の一部”として見せ方を意識する

キャビネット:Tuottaa multi cabinet
6. “その人らしさ”が滲む、ノルディックモダンの余白
ノルディックモダンにとって、空間とは「語る場」。
家具やアートは主張しすぎず、それでいて住まう人の感性が自然とにじみ出るような佇まいが理想です。
- ウォールアートやポスターは静かなアクセントに
- 陶器や真鍮のオブジェで質感のコントラストを楽しむ
- 飾りすぎず、“余白に意味を持たせる”ことが鍵

ポスター:THE POSTER CLUB Studio Paradissi, Silhouette of a Vase 07
まとめ|ノルディックモダンは「心の整え方」
ノルディックモダンは、ただのスタイルではありません。
それは、“自分のために整える”という行為を通じて、心を整えるための空間です。
グリニッチが届けたいのは、そんな暮らしのあり方。
- 家具の形や素材が、人の心に調和する
- 光や余白が、時間の質を変えてくれる
- 小さな選択が、日々を豊かにしてくれる
あなたにとっての「ノルディックモダンな居場所」を、greenicheで見つけてみませんか?
