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<季節を楽しむツキイチレストラン>米子店店長へインタビュー
greeniche米子店で月一回オープンする、特別なレストラン「季節を楽しむツキイチレストラン」。
本企画を発案した、グリニッチ米子店の店長に、ツキイチレストランに込めた想い・メッセージをインタビューしました。
-レストランの企画に至ったきっかけについて、教えてください。
きっかけは、大久保さんのレストラン「リベルタ・ラ・クチーナ」に、グリニッチの家具を選んでいただいたこと。
家具選びやお店への納品などいろいろなやりとりをする中で、大久保さんの温かいお人柄に魅了され、また大久保さんが作る素敵なお料理に感動して、自分が体感したことを皆さんとシェアしたいなと思ったんです。
-特に、大久保さんの魅力がすごい!としきりに言っていましたよね。
もう、良い人が滲み出てしまっているような(笑)、本当に素敵な方で。
実際、大久保さんに出会う前と出会った後で、自分の価値観が変わった気がします。
大久保さんって、とにかく感謝、感謝の人で(※前回のインタビューもぜひご覧ください!)。いつも感謝の気持ちを持って人と接するのって、すごいなって。それがとても自分にとって新鮮で。
自分はそれまで、それほど感謝の気持ちを表現するタイプの人間ではなかったのだけれど、大久保さんに出会ってから、周りの人へ感謝をするということに随分意識が向くようになりました。
-なるほど、それが「大久保さんのすごい魅力」の一つなんですね。
「何でこんなに感謝をするんだろう」という、良い意味の違和感があって。僕は、自分に足りないものをお持ちの方や感性が異なる方等に出会うと、どんどん興味が湧くみたいで。「何でだろう、知りたい」ってなって、どんどん惹かれていきました(笑)。
-それだけ魅力を感じている大久保さんを、もっといろんな人に知ってもらいたいという想いが、このレストランに込められている、と。
「とにかく感謝でいっぱいの人」、という魅力もだし、素敵な気遣いを欠かさないところも、知ってもらいたい。
今回のレストランの試食会でも、いちごジャムとか、いつも嬉しいお土産を持ってきてくれるんです。そういうちょっとした素敵な気遣いを自然にできるって、すごい。
今回のレストランは、作り手である大久保さんと直接お話ができることも、大切にしている特徴の一つです。
いらしたお客様にはぜひ、大久保さんとたくさん話して、接して、素敵な魅力を感じてもらいたいなと思っています。
-「季節を楽しむツキイチレストラン」を通して、みなさんに伝えたいことはどんなことですか?
レストランの一番の目的は、自分が体験・体感したことを、たくさんの人にシェアしたい、伝えたいということ。
シェアしたい、伝えたい体験は大きく二つあって、
一つは、自分が好きな、こだわりのものでしつらえた空間で食事をすることで、食事の時間はもっと満たされるものになるということ。
先日、仕事のお昼ごはんに、ちょっと良いカレーをテイクアウトしたんです。普段は食べない、ちょっと特別なカレー。
しかもその日は天気が良くて、ちょっと特別な食事だし、せっかくなら自分の好きなテーブルと椅子で食べようかなと思って、いつもと違う、こだわりの空間をしつらえて食べてみたんです。
そうすると、なんだか清々しくて、爽やかで、美味しいのはもちろんなんだけど、すごく満たされた気持ちで食事ができた。
この体験をたくさんの人にも味わってもらえたら。そう思ったのが、ここのお店(米子店)でレストランを開きたいと思った理由の一つです。
「季節を楽しむツキイチレストラン」では、普段のディスプレイと違って、(本当は来てくださったお客さまみなさまにセレクトしていただきたいのですが、)「僕自身が好きなもの」でしつらえた空間を用意しています。
ただ、モノ選びやレイアウトが正解ではなくて、「モノにこだわって空間を作ること」に興味を持ってもらいたいなと思っています。
-綺麗に美しく整える、ではなくて、自分がこだわって選んだもので空間を作る。そこで食事をすることが、日々の暮らしを満たすことにつながる、と。
日本ってまだまだ、洋服に比べると、インテリアに対するこだわりを持つ人が少ないと思っていて。
高価なものでなくても良いから、ただ何となく選ぶのではなくて、「自分が好きだから」という意味を持ってインテリアを選ぶ。そうしたものに囲まれると、もっと心が満たされる感覚を日々、味わえる。
このレストランを通じて、インテリアにも興味を持つ人が増えてくれたら、とても嬉しいです。
-「こだわりのインテリアで、食事を楽しむ」。もう一つ伝えたいことは?
人との出会いやつながりで、食事はもっと楽しくなるということ。
これについても、自分が体験したことがあって、
先日、家族で外食をした時、お店のオーナーさんと話す機会があって。
長男が焼きそばを食べたいと言って、頼もうと思ったら具材に苦手な野菜が入っていることが分かったんです。
すると、たまたま注文をとってくれたオーナーさんが、「これは入れるね」「これは除いておくね」と、特別な、親切な対応をしてくれました。
いざ焼きそばが運ばれてくると、「特別に作ってくれたんだからちゃんと全部食べようね」と、いつもの食事と違う会話が生まれた。
会話で人とつながったことで、いつもの家族の会話が、また一段と楽しいものになった感覚がありました。
先ほども話した通り、この季節を楽しむツキイチレストランでは、シェフである大久保さんと直接お話ができることも特徴の一つ。
大久保さんという人とつながることで、一緒に来てくださったご家族やご友人と、いつもとまた違う会話を楽しんでいただけたら良いな、と思っています。
自分たちが本当に「良い」と思う、魅力があって、心からおすすめしたいものを、たくさんの人に伝え広めたい。
それは、今回のレストランに限らず、家具の販売や製作をするときも変わらない、私たちグリニッチがいつも大切にしていることです。
このレストランを通じて、様々な「良いもの」を伝え、広められたら。
みなさんのご来店を、心よりお待ち申し上げております。
広報 岡田