連日気温が高く、早くも夏の訪れを感じような天候ですが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
代官山店へ今月も北欧ビンテージ家具が入荷しました。今回は特にチェアにおすすめがズラリです。
Borge Mogensen model122 Dining Chair
過去何度となく入荷しているmodel122ですが、やっぱり良いんです。もともと男性、女性問わず、座り心地に定評があり、コアなファンの方が多い1脚です。
ゆったりとした広さのある背もたれと座面。モーエンセンらしい実直なイメージがそのまま形になったようなフォルム。
今回張地に採用したデンマーク・Kvadrat社の「clala」は、複数の色がミックスされたウールの織りであり、発色に奥深さが出ます。お部屋や他の家具との組み合わせにも馴染みやすい色味です。
Arne Hovmand Olsen Dining Chair
北欧家具全盛期に活躍した、Arne Hovmand Olsen(アルネ・ホフマン・オルセン)によるデザイン。
一目見ただけで感じることのできるデザイナーのこだわり。詳細なパーツを見れば見るほど興味を惹かれます。
フィン・ユールやアルネ・ヴォッダーなどの作品にもよく見られる宙に浮いたように見える座面。
それだけでなく、背もたれも巧みに真鍮で木部をつなぎ合わせることで、浮遊感を感じるデザインとなっています。
こちらのチェアも座面、背もたれともにゆったりとしているため、しっかりと身体を預けて座ることができます。
Borge Mogensen model3232 Easy Chair
再びボーエ・モーエンセン作品のご紹介。1960年代にフレデリシア社より発売され、人気を博したシリーズです。
とてもシンプルなデザインですが、きゅっと反り立った背もたれがアクセントになっています。
1脚ずつセパレートのイージーチェアですが、肘掛けがないつくりのため、複数脚を横に並べてソファとしての使用も一般的。
実際に座ってみると座面高が450mm程になるため、立ち座りのし易い安楽椅子です。一般的なダイニングテーブルやデスクに合わせて使用することのできる高さなので、お食事や作業をしながらゆったりくつろぐこともできます。
ふっくらとしていながら、心地よい固さも感じられるクッションに仕上げました。しっかりと姿勢を保ちながら長時間過ごすことのできる1脚です。
今月はフォルム、座り心地、どちらも満足できるチェアをご紹介させていただきましたが、長方形、円形ともに入荷しているローズウッドのダイニングテーブルもおすすめ。
リペア後まもなく、早くも多くのビンテージ家具が旅立って行きましたが、ご紹介した家具たちも店頭でお気軽にお試しください。
グリニッチ代官山 安達