北欧インテリア好きに支持されるダイニングチェアTOP5と選び方
公開日: 2025年10月31日 (更新日: 2025年11月10日)
暮らしの“居場所”をつくる、こだわりの一脚を見つけよう
北欧インテリアが好きな人にとって、ダイニングチェアは単なる家具ではありません。 それは、食事をしながら家族と語らう場所であり、ひとりでコーヒーを飲みながら過ごす静かな時間の相棒でもある、“心地よい居場所”をつくるための大切な道具です。
けれど、北欧の椅子には種類が多く、どれも魅力的だからこそ「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。この記事では、北欧インテリアに深く関わってきたグリニッチが、実際に多くのお客様に選ばれている人気の5脚を厳選してご紹介します。
あわせて、自分に合った一脚を選ぶための“失敗しない選び方のポイント”も解説します。
なぜ北欧の椅子が愛されるのか?
まず、北欧ダイニングチェアが支持される理由を知っておきましょう。それは見た目の美しさだけでなく、暮らしとともに育つ道具としての誠実さにあります。
北欧チェアの魅力とは:
- 長く使える品質:無垢材やペーパーコードなどの自然素材を使い、修理・メンテナンスが可能。
- 普遍的な美しさ:流行に左右されないタイムレスなデザイン。
- 座り心地の良さ:人間工学に基づいた設計で、長時間座っても快適。
- 空間との調和:他のインテリアと自然に馴染むやさしい佇まい。
こうした価値観は、「家具を使い捨てではなく、受け継いでいくもの」と考える北欧文化に根ざしています。

北欧インテリア好きに選ばれているチェアTOP5
No.1:CH24(Yチェア)/ Carl Hansen & Søn
言わずと知れた北欧家具のアイコン。1950年、デンマークの巨匠ハンス・J・ウェグナーがデザイン。象徴的なY字の背もたれと有機的な曲線が美しく、空間にやわらかなリズムを与えてくれます。
- ペーパーコードの座面は通気性もよく、体圧を分散してくれる。
- 無垢材のフレームは、経年変化によって味わいが深まる。
- カール・ハンセン&サンによる丁寧な製造と張替サポート体制あり。
No.2:J46 / FDB Møbler
“デンマーク国民の椅子”と称されるJ46。1946年、戦後復興期に"美しく機能的な家具をすべての人に"という理念のもと誕生しました。グラフィカルな背もたれと軽快なデザインで、日本の住宅にもよく馴染みます。
- 軽くて扱いやすく、家族での使用にも安心。
- カラーバリエーションが豊富で、インテリアのアクセントにも最適。
- グリニッチでは限定色や張地アレンジも対応可能。
No.3:J39(ピープルズチェア)/ Fredericia
ボーエ・モーエンセンによる不朽の名作。1947年発表以来、半世紀以上にわたって世界中の家庭・レストラン・公共施設で愛され続けています。過度な装飾を省いたミニマルな設計が魅力です。
- しっかりとした構造で、長年の使用にも耐える。
- ペーパーコードの座面は張替可能で、育てる楽しみあり。
- オークやビーチなど、木材の選択肢も多彩。
No.4:The Chair(ザ・チェア)/ Hans J. Wegner
1950年に発表され、アメリカ大統領のテレビ討論会で使用されたことでも有名な名作。彫刻のような曲線美と座り心地の良さを兼ね備えた、“椅子の完成形”とも言われる一脚です。
- 背からアームにかけての一体感が極上のフィット感を実現
- 無垢材の美しい仕上げとペーパーコードの座面が融合
- ダイニングだけでなく応接や書斎でも活躍
No.5:J80 / FDB Møbler
ヨーエン・ベックマークによるの傑作。J39よりもやや柔らかい印象で、アーム付きながら軽やかで美しいデザインが魅力。ペーパーコードの座面とシンプルな構造で、日々の暮らしに自然と溶け込みます。
- 座り心地と安心感を高めるワイドなアームデザイン
- 無垢材の骨組みと手仕事による座面が上質な存在感を演出
- 北欧ナチュラルスタイルやジャパンディ空間にも好相性

椅子選びで後悔しないための3つのポイント
1. 座面の高さ(SH)を確認する
北欧の椅子はSH44~46cmが一般的。日本のテーブル(H70cm前後)と合わせるには、座面高が42~45cm程度が理想的です。
理想の高さ差:テーブル天板高 - 座面高 = 約27~30cm
2. ライフスタイルと素材の相性を考える
- 小さなお子様がいる家庭 → 汚れに強いレザー座面やメンテナンス性の高い素材を。
- 冬の寒さが苦手 → あたたかみのあるファブリック座面を。
- 経年変化を楽しみたい → オイル仕上げの無垢材フレームを。
3. 修理・メンテナンスが可能かどうか
長く使うためには、「壊れたら買い替える」のではなく、「直して使えるか」が鍵。
greenicheでは、
- ペーパーコードの張替
- 無垢材の再オイル仕上げ
- 各種パーツの修理相談 など、購入後のサポートも充実しています。
まとめ|“好き”が続く椅子を選ぼう
本当に心地よい椅子は、時が経つほどに自分の暮らしに馴染み、 いつの間にか「なくてはならない存在」になっていきます。
北欧インテリアの本質は、華美な演出ではなく、日常を丁寧に積み重ねていくこと。 だからこそ、選ぶ椅子にも「長く付き合える誠実さ」が必要です。
あなたの暮らしにそっと寄り添う、“一生モノの一脚”を見つけてみませんか?




