• 納品事例

家族の「今」にフィットする暮らし(東京)

グリニッチでは心を満たす居場所を「Life Place」と呼んでいます。
代表を務める今田の〈ある体験〉が基になって生まれた、私たちがインテリアを通して伝えたい大切な想いです。

自分が本当に気に入った家具をお部屋に迎え入れることで、気分が変わったり、前向きな気持ちになったり、新しい発想が生まれてくる。
本来持っている内面の豊さを、一人ひとりが実感できるような居場所づくりを提供したい。
「Life Place」を実現する、そのお手伝いがしたい。
そうした想いのもと、お客様一人ひとりの暮らし方や気持ちに寄り添うインテリアコーディネートを、グリニッチでは提案しています。

今回はコーディネートサービスを体験いただいたお客様へインタビューをさせていただき、「Life Place」をどのように作り、体感されているか、お話を伺いました。

-家具を迎え入れたことで感じている、暮らしや心の変化について

(お客様:以下略)今までは5人家族だったので、家具一つひとつが大きく、部屋が狭く感じていました。今は3人家族になって、今後は娘も家を出るだろうことを考えると、夫と2人なら家具は小さくコンパクトのものが良いなと。とにかく部屋を動きやすくしたい!という思いも強かったので、ダイニングテーブルは思い切って小さめの丸テーブルにしました。空間が広々とゆとりが出て、部屋の中の移動もずいぶんスムーズになりました。

チェアの座り心地は本当に良く、買って良かった!と強く思います。それまではベンチを使っていて、昔は子供たちとみんなでテーブルを囲むのが良いなと思っていました。今回は座り心地を重視し、アームがあってゆったりできそうなYチェアに決めました。子供が大きくなって、家具に求めることも変わったのかなと思います。Yチェアはずっと座っていたくなる感じだし、自然と座りたくなるような心地良い見た目も気に入っています。

テーブルとチェアを新しくしてからは、夜、ここで娘とずっとお喋りしています。学校のこと、友達のこと…本当に座り心地が良いこのチェアで、時間も忘れてたくさんお喋りするのが日常になっています。

これまで選んできたものとは違うスタイルで新鮮さがありながらも、家族の形の変化に合わせて家具を選ぶことができたので、今のライフスタイルにしっくりと馴染む、落ち着く空間になりました。

-グリニッチを選んだ理由について

インスタグラムで娘が「Luu Sofa」を見つけたのがきっかけで、グリニッチを知りました。ソファはずっと探していたのですが、直感的に「これにしようかな?」と…ピンときた感じでした。我が家のソファはこれで5代目なのですが、これまでとはスタイルを変えたい、という思いがありました。今までは少しカジュアルな印象なものが多く、どちらかというと金額重視で決めて、品質も「あ〜やっぱりな」と思うことが多くて。何か良いのがあれば、と常に探していたような感じで、Luu Sofaにしてからようやく落ち着いた感じがします。

代官山にお店があるのは知っていたのですが、米子に店舗があることを知って、娘と「旅行を兼ねて、米子に行っちゃおうか」と。旅行先に楽しいことがあるっていいな、という思いもあって、米子へと足を伸ばしました。

海の近くに一泊して、二日目にお店を訪れて、その日に家具を全部決めました。旅行も家具選びも、忘れられない思い出になりましたね。家具が届いたときも、「はるばる米子から来たんだなあ」と、なんだか懐かしく嬉しい気持ちになりました。

-グリニッチのコーディネート相談で良かった点

具体的な理想のイメージは特にありませんでしたが、スタッフの方から家具の特徴などを一通り説明してもらえたので、気に入ったものを一つずつ選んでいくことができました。実際にお店に行くことで、サイズ感を確かめたり、チェアの座り心地を試せたのも良かったです。

特にスツール「Shoemaker Chair」は、それまで知らなかったのですが、家具の歴史や使われていた背景などを聞いてとても興味を持って、座ってみたら「すごくいい!」となって決めました。

今回の家具選びは、娘と一緒に決められたことで、特に楽しい思い出となりました。
ソファについては元々、レトロなグリーンのソファを見ていたのですが、インテリア好きの娘の意見も参考にしながら、結果的には予定していたものと全く別のイメージになりました。思えばこれまでのソファは似た色が多かったので、娘と一緒にお店に行けたことで、「これまでとスタイルを変えてみたい」という思いを叶えることができました。

「絵本のような、ポップでカラフルな世界」という娘のイメージをもとに生地選びをして、途中に近くのカフェで休憩も挟みながら、最終的には淡い水色に決めました。ミナペルホネンの生地は、淡すぎずちょうど良い色味で、タンバリンの柄も私たち好みでした。ソファの色味が気に入ったので、クッションやカーテンも同じミナペルホネンに統一。リビング全体が自分たち好みの空間になりました。 

-スタッフよりコメント

どのお客様もお越しいただくだけで感謝しかないのに、光栄なことにご遠方からお越しになられコーディネートの依頼をいただき、おすすめしたものを使っていただける。最終的にはお客様がお選びになりますが、携われたことに感謝と、そして今までよりもライフスタイルが充実したと喜んでいただけて本当にありがたいです。

今回のコーディネートは、井上さまもイメージをお持ちでしたので私からはテーブルとチェアのデザイン、サイズのバランスなど提案させていただいたことと、一旦、リビングとダイニングのインテリアをレイアウトしてからカーテンを決めたいとのことでしたので、メールやお電話で生地サンプルを見ながらコーディネートさせていただきました。

重たくならないように内側のドレープカーテンもリネンカーテンにし、レースカーテンもリネンのレースカーテンにさせてもらいました。 夜は目を凝らせばぼんやりと人影は見えると思いますが、それよりも雰囲気を重視したケースになります。最低限のプライバシーは確保できていて、過去にも同じケースを採用いただいたことが多いです。

必ず気をつけていることは、お客様がどのようなライフスタイルなのか、何を重要とされておられるかを世間話を含めてヒアリングして最善のコーディネート行っております。 これからもお客様と一緒に悩みながら楽しくコーディネートできればと思います。

(米子店/古川)

「座り心地が大満足」というYチェアは、空間の差し色になるように、またキッチンの色とも合わせて一脚は赤色に。/当初予定になかったシューメーカーチェアは、座り心地も歴史も気に入って購入。

透け感のあるカーテンも、ミナペルホネンのソファ生地と合わせた。「カーテンは分厚いもの、というイメージだったので、薄手のカーテンを選んだことも新鮮でした。」

最近は家で過ごす時間も多いというお客様。ソファでゆったりと食事をしたり、好きな香りを焚くなど、心地良い空間づくりを楽しんでいる。

 

〈インテリアコーディネートについての詳細・ご依頼は、こちらよりご覧いただけます。

photo:aiko shibata
text:chisato okada

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