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北欧と日本を繋げるうつわ

“ to connect ” 牧谷窯 杉本義訓 個展

牧谷窯は、鳥取県岩美町の海のそばにあります。
岩美町で生まれ育った杉本さんは、地元の岩井窯で山本教行氏に師事し約2年間の修業を経て独立。

杉本さんの作品の特徴は、何と言ってもその独特な模様。
うつわを焼いたあと色をつけているのではなく、” 練り込み ” といわれる技法で色の違う土を重ねて模様を表現し、型にはめて作られます。
この技法を基本として、杉本さんらしいオリジナリティのある作品にたどり着くまでには、かなりの試行錯誤の苦労があったようです。修行時代の師匠の色が自ずと身につき、その基礎を自分のオリジナリティのあるものにするには並大抵のものではないようです。

きっかけと出会い

この度、杉本さんに個展をしていただくきっかけとなったのは、グリニッチのご近所のお店「C-Noir(セ・ノワール)」さん。山陰の民藝品やうつわを取り扱う素敵なお店です。
C-Noirさんは、練り込みの美しさと杉本さんの気さくな人柄に惹かれ、5年程前から作品をお取り扱いされています。
定期的に牧谷窯へ足を運ばれるC-Noirさんに、ある時杉本さんから個展のお誘いが。
その後、C-Noirさんより「ヴィンテージ家具のチーク材と杉本さんが作り出す作品の模様との相性もさることながら、ライフスタイルの豊かさを表現するに相応しい場所なのでは?」とグリニッチへ個展のお話をいただきました。

私たちグリニッチは、創業以来より「豊かなライフスタイルの提供」をテーマに掲げています。
現在はさらに進化させ「ライフプレイス」という、豊かなライフスタイルを送るための場所・物や事・考え方などをインテリアを通して提供していこう。と活動しております。
それは、”こだわって選んだうつわを使い、気持ちから豊かになれる場所” もポジティブプレイスにつながります。
C-Noirさんからきっかけをいただき、私たちも心を踊らされました。


「毎日の “食” に欠かせないうつわ」
「 “住まい” に欠かせないインテリア」

人の価値観はさまざまですが、出会いが人を成長させてくれ、サスティナブルな考えを与えてくれるのだと思います。

つながる

昨今、世界的に注目を集めている普遍的でシンプル、かつ美しい北欧デザインの一部は、日本の民藝から影響を受けた経緯もあります。どちらも ”豊かな暮らしのため” に作られた、人々の工夫が詰まったものなのです。
グリニッチでの展示が終わった翌週は、ご近所にオープンするヒカリカフェさんでの展示が始まります。
人と人がつながり、日本と北欧がつながる「to connect」。
初日と最終日は、作家の杉本義訓さんも店頭に立ってくださいます。
みなさまにもグリニッチで素敵な出会いがありますように。

 

牧谷窯 杉本義訓 個展 “to connect”
日時:9月21日(土)~24(火) 12:00~17:00(最終日は16:00まで)
場所:グリニッチ米子店
作品の展示・販売
21日と24日は作家在店

杉本義訓
1971年 鳥取県岩美町に生まれる
1998年 岩井窯 山本教行氏に師事
2001年 牧谷窯を築窯
2004年 田部美術館大賞茶の湯の造形展 入選
2009年 鳥取県美術展 奨励賞受賞

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