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アイスランドのオフグリッドキャビン「ハートハウス」

こんにちは、グリニッチ広報の岡田です。

今回は、私たちグリニッチと長く繋がりのある、デンマーク在住の環境設備エンジニア・蒔田智則さんの新しいプロジェクトをご紹介します。

アイスランドのオフグリッドキャビン「ハートハウス」

環境に優しいサステナブルな建物をデザインする視点から、さまざな建築プロジェクトに携わっておられる蒔田さん。
グリニッチが運営するウェブマガジン「
eläväni(エラバニ)」では記事を連載いただくなど、グリニッチと長くお付き合いいただいています。

蒔田さんが今回携わったプロジェクトが、アイスランドのオフグリッドキャビン「ハートハウス」。
アイスランド人のAudur Hreidarsdottirさん(ESJA Architecture Studio)との共同プロジェクトです。

オフグリッドとは、電気や上下水道(=グリッド)に依存せずに、自給自足している状態のこと。
「ハートハウス」は、雨、風、太陽という自然の要素のみを利用して、日常的な生活を送れるようデザインされた、持続可能なキャビン。
デザイン条件や希望に応じて、一人ひとりにあった「快適性」をオプションで選ぶことも可能です。

アイスランドの大自然を傷めずにキャビンを設置するため、その施工方法にも特別な工夫が施されています。

モジュール化された建物は3 つのパートに分けることが可能で、ヘリコプターで の輸送も可能なほどの軽量化を実現。
現場での工事は最小限、基礎や杭を使わないので、周囲の環境を破壊することもありません。

「ハートハウス」の名の通り、親しみやすく馴染みのあるハート型のデザインも特徴的。

シンプルで控えめな傾斜屋根はアイスランドの伝統的な家を参考にしつつ、そこに新しいひねりを加えています。
建物自体は控えめなデザインですが、周囲の環境とは対照的な見た目で目を引きます。

例えばシンプルな赤い屋根の白い家が草原の中に立っているときに、周囲の自然とは対照的な美しさを感じられように、このようなデザインはアイスランドの郊外では多く見受けるられるのだそう。

プロジェクトの背景には、アウトドアでの経験をより良いものにしたい、という作り手の想いがあります。

「アウトドアでのリクレーションを体験した人ならば 誰もが、それが心と体にどれほど良い効果をもたらすか理解できるでしょう。
大自然の魔法、澄み切った空気、快適な程よい疲れ。山の頂上を目指し、川を渡り、果てしなく続く荒野を歩き自分の限界に挑戦する。目的の場所で夜空を見上げるまでは。
このキャビンはアウトドアでの経験をより素敵なものとするための重要な存在です。
家族、友人、恋人、または自然と自分との対話。
その日の目的を克服し、食事をとり、喜びを分かち合う。そして眠りにつきます。心の家で。」(本国資料抜粋)

北欧の人々が大切にしている、家族や友人と繋がる時間、暮らし方。

そこに「オフグリッド」を組み合わせるのが、サステナブル先進国の北欧ならではのアプローチではないでしょうか。

お家だけでなくアウトドアの場面でも、ヒュッゲな時間を過ごすことができそうな、北欧らしさがつまった新しいキャビンです。

 

広報 岡田

 

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