- 家具選びのポイント
今のインテリア+1アイテムで、メリハリのある空間を。
これまで、少しずつ家具を揃えてきたけれど、なんだか物足りないなと思ったことはありませんか?
いざ「部屋づくり」をはじめてみると、
ダイニングテーブルやソファなどの大物家具の配置や生活動線の確保など、
どうしても上から部屋を想像して物事を考えてしまいがち。
しかし、実際に暮らしてみると、
床よりも断然、壁を見ている時間が長いことに気づきます。
こちらはあるダイニングの1シーンです。
壁面に何もない空間と、壁掛収納を取り付けた空間。
他は全く同じアイテムですが、空間に奥行感ができ、深みが出ました。
また、家具に使用した色味をそのまま壁へ取り入れたことで
もの自体は増えていますが、思いのほかすっきりと良いメリハリに。
1つ加えるだけで、部屋自体の印象もくつろぎ具合も変わっていきます。
今回シーンに組み込んだアイテムは、
1949年にスウェーデンで生まれた ”ストリングシェルフ ” という壁掛収納 です。
今年でなんと70周年(!) という長い歴史を誇り、
スウェーデンの7割ほどの住宅に取り付けられている、とも言われていることから、
とても身近で気軽に取り付けられるアイテムであることが伺えます。
「自由に棚板を変えられる」「追加して連結できる」「シンプルで飽きがこない」
と、その日の気分やライフスタイルの変化にも柔軟に対応し、
この暮らしに沿った機能性が、日本でも人気となっている理由なのかもしれません。
代官山店ではディスプレイを変えながら、常時展示をしています。
「お部屋の雰囲気を変えたい!」と思った、その日に模様替え。
すこし変えるだけでも季節感が出せますよ。
また最近では、神棚やひな人形置きといった
日本ならではの使い方をしていらっしゃる方も。
発想次第で使い方も広がります。
小さなスペースだからこそ、
好きなものをふんだんに詰め込んで、模様替えを楽しんでいきたいですね。
代官山スタッフ 澁谷