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無垢家具と叶える、心地いい暮らし

グリニッチが無垢材で家具をつくる理由、 そこには、永く使えるものを作りたいという想いがあります。
木が育つには、100年、200年の長い年月が掛かります。その木を使う作り手の責任として、最低でも同じくらいの年月使える家具を作り、「大量生産・大量消費」を少しでも減らしたい、という想いもあります。

無垢の木は強くて丈夫。メンテナンスや修理をしながら長く使えます。
使ううちに愛着も湧いて、自分だけのものになっていく無垢家具は、私たちの目指す家具のあり方そのものです。

永く一つのものを使い続けることは、環境に優しくサステナブル。修理したりファブリックを替えるなどして、次の世代へ受け継くこともできます。

無垢材とは

「無垢材」とは、丸太から切り出したままの自然な状態の木材を指します。
グリニッチが使用しているオーク材やウォルナット材などの無垢材は、樹種の中でも特に高い硬質性を誇り、古くから大型家具や建材、船舶に重宝されてきました。

家具としての実用性があることはもちろん、無垢材は素材そのものの温かみを感じられるのも大きな魅力です。

製材され家具になった後でも呼吸をしている無垢材は、色味が変化したり、伸縮を繰り返したりする特徴があります。
樹種によって明るい色味になったり、濃く重厚感のある色味になったりと、深みのある色合いへ表情を変えていきます。

オリジナル家具の無垢材

オーク (red oak)

ブナ科の広葉樹で、頑丈で腐食にも強い性質から、家具や建築材など幅広い用途で使われきました。

ナチュラルテイストあふれる色合いと、美しく映える木目が人気の素材で、レッドオークはその名の通りやや赤みがあり、明るいお部屋づくりにおすすめです。

経年変化により深みのある濃い褐色へ変化していきます。
また、虎斑(とらふ)と呼ばれる縞状の木目が現れることも特徴の一つです。



オタルオーク (otaru oak)

オークと比べて粘りがあり柔らかい北海道産のミズナラ。目が細かいため加工がしやすい、細部の仕上げを非常に細かく出来る高級材木として信頼されていきました。

グリニッチの「Luuシリーズ」で展開しているオタルオークは、レッドオークに比べ木目と節がややはっきりしています。経年変化により少し茶色味が強くなっていく傾向があります。



ウォルナット (black walnut)

主に北米を産地とするクルミ科の植物。
「チーク」「マホガニー」と並び世界三大銘木と称される、美しく耐久性に優れた樹種です。年月をかけて成長するため、ゆがみや収縮が少なく、家具への加工にも適しています。

深くて落ち着いた色味のウォルナットは迫力のある豊かな木目が特徴で、インテリアにあわせ易く大人の空間を目指す方におすすめ。使うほどに、明るい茶色へと変化していきます。



チェリー (black cherry)

北米を山地とするバラ科の植物で、淡い紅褐色、緻密で美しい木肌が特徴です。比較的経年変化が早く起こり、高級感のある深い飴色へ変わっていきます。

柔軟で家具への加工に適しており、グリニッチでは「Svendborg」や「Aalborg」などのダイニングテーブルに採用しています。



最高等級の木材

グリニッチでは使用する材の質にもこだわり、アメリカ広葉樹製材の最高グレードである「FAS (First And Seconds)」という無垢材を使用しています。

無垢材のグレードは「1枚の板から、クリヤー材(空洞や節などのない部分)がどれだけ採れるか」を基準に等級が定められており、長く綺麗な材が採れる"FAS"等級の材は、美しい木目や表情を生かす無垢家具に特に適しています。

無垢材との付き合い方

自然素材の家具を永く安心して使うために、メンテナンスは大切なポイントです。
私たち人間と同じく、木も"生き物"。膨張と収縮を繰り返すことで、空気を吸ったり吐いたりしています。

絶えず呼吸を続ける無垢家具は、大きさや形などが日々変化しています。でもそれは、家具が息づいている証。無垢家具を暮らしに取り入れることは、自然との共存でもあるのです。

無垢家具とそれを使う私たちがともに心地よく暮らしていくために、グリニッチでは二つのケアをおすすめしています。

加湿器の使用

無垢家具を使う上で一番気をつけたいのが「乾燥」です。私たちの肌や唇が乾いてひび割れることがあるように、木も乾燥した状態では割れる・反るなどの変化が起きやすくなってしまいます。

グリニッチでは室内の湿度を「45%〜70%」に保つことを推奨しています。でこれは木材だけでなく私たち人間が過ごしやすい湿度でもあります。

オイルでのメンテナンス

グリニッチの家具は全て「オイル仕上げ」です。ウレタンのように表面に厚い塗膜を施す仕上げとは異なり、木の質感、そして呼吸を妨げることなく、汚れや乾燥から木肌を保護する仕上げです。

これは無垢本来の質感を楽しんでいただきたい、というグリニッチの想いです。

定期的なオイルメンテナンスは、無垢家具をより良い状態に保つ上で大切なケアです。
日々のケアに加えて、半年に一回程度、オイルを塗布することをおすすめします。汚れや乾燥から、木を優しく守ってあげましょう。

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一つのものを永く大切に使うというのは、北欧の人々の考え方に倣ったもの。幸福度の高いと言われる北欧の人々の考えを、私たちのものづくりを通して伝え広めていきたいと考えています。

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