- 北欧ビンテージ家具
10月便ビンテージ家具が入荷しました
こんにちは。グリニッチ代官山の福田です。
すっかり秋めいて、肌寒くなってきましたね。個人的には、サンマが美味しい季節で嬉しいです!
さて、10月の代官山便では、9月のダイニングアイテムに代わり、リビングシーン中心に入荷しています。デザイナーのソファや、個性的なテーブルが多数入荷しております。
このふたりのデザイナーは、以前のブログでも紹介した「AXチェア」を代表作に持つ有名なデザイナーです。そんなAXチェアは、イームズの影響を受け整形合板の家具を作ったとされています。ノックダウン構造(分解できる仕組み)から、大量生産と輸入を主に考え世界に広まっていきました。さらに、そのAXチェアから着想を得たのがNychairというのも面白い歴史ですよね。
AXチェアのブログは「こちら」
家具職人としての経験を積んだオルラ・ムルガード・ニールセンと、建築家として意匠を学んでいる為、バランスがとれたデザインユニットだと感じます。
美しい佇まいを感じながらも、座り心地も決して悪くないソファです。やはり細やかな作りが、随所に見えるのも2人の魅力だと感じます。
サイズは、W1800と3人掛けの大きさとなります。ワイドに対して、奥行は720とコンパクト目な設計になっています。なので、お部屋を圧迫せずに3人掛けのソファを置くことが可能です。
日本の狭小住宅でも、家族でくつろぐソファとして適したソファだと感じます。
恐らく造語だと思うのですが、単語の意味から推測すると、"Modular=一定の大きさの倍数で統一すること(モジュール)" / "line=線"だと思うので、規格が決まった形のソファが直線状に並ぶことを意図したソファなのではないかと思います。
ユニットの家具の魅力としては、お部屋に合わせてソファを配置しやすく、自由なインテリアが作りやすい点にあります。
この規格が統一されたデザインというのは、当時の大量生産を得意としていたfrance&sonのコンセプト的にも適したデザインであったと感じます。また、france&sonの豆知識ですが、大量生産の優位点を活かすために大体の家具がバラせる仕様の"ノックダウン構造"でできています。
ただ、ノックダウン構造は構造上弱い部分もあり、復刻した家具では、ノックダウンではなくがっつり組んである家具にリデザインしてある事が多いです。
(フィンユールのジャパンチェアなどもその例ですね。)
少し脱線してしまいましたが、現行商品とビンテージのオリジナル商品との違いを発見するのも面白いポイントです。
入荷時のコンディションが良かったので、デンマークから入ってきたままのファブリックを使用しています。(張り替えをしていません。)
良い感じに経年変化したオーク材のビンテージ感もお楽しみいただけたら嬉しいです。
エレベーターテーブルとは、上下に高さ変更が可能なテーブルのことを指します。普通のコーヒーテーブルの高さからソファでお食事がとりやすいくらいの高さまで、2段階の変更が可能です。
デンマークのテーブルでは伸長式のテーブがよく見られますが、このエレベーターテーブルも自由な生活スタイル・インテリアに縛りを持たないデンマークならではの製品と言えるでしょう。 ローズウッド材を贅沢に使用しています。
高さはH475 / H620(mm)と、高い時はソファダイニングとしての使い方も可能なテーブルです。
天板の一部にタイルが付いているため、水物などに気を使わずに、ご使用いただけます。 リビングは読書をしたりギターを弾いたりと、様々なアクティビティの中心となる場所です。
秋の夜長のお供にビンテージ家具はいかがでしょうか。
今回ご紹介した他にもたくさんビンテージ家具が入荷しています。是非お気軽にお問い合わせ・ご来店ください。
ビンテージ家具一覧は「こちら」から
グリニッチ代官山 福田
すっかり秋めいて、肌寒くなってきましたね。個人的には、サンマが美味しい季節で嬉しいです!
さて、10月の代官山便では、9月のダイニングアイテムに代わり、リビングシーン中心に入荷しています。デザイナーのソファや、個性的なテーブルが多数入荷しております。
Peter hvidt & Orla Molgaard Nielsen 3P Sofa D-R212D638
今月の入荷したアイテムの目玉商品でもあります、ピーター・ヴィッツ & オルラ・ムルガード・ニールセンの3人掛けソファです。このふたりのデザイナーは、以前のブログでも紹介した「AXチェア」を代表作に持つ有名なデザイナーです。そんなAXチェアは、イームズの影響を受け整形合板の家具を作ったとされています。ノックダウン構造(分解できる仕組み)から、大量生産と輸入を主に考え世界に広まっていきました。さらに、そのAXチェアから着想を得たのがNychairというのも面白い歴史ですよね。
AXチェアのブログは「こちら」
家具職人としての経験を積んだオルラ・ムルガード・ニールセンと、建築家として意匠を学んでいる為、バランスがとれたデザインユニットだと感じます。
美しい佇まいを感じながらも、座り心地も決して悪くないソファです。やはり細やかな作りが、随所に見えるのも2人の魅力だと感じます。
サイズは、W1800と3人掛けの大きさとなります。ワイドに対して、奥行は720とコンパクト目な設計になっています。なので、お部屋を圧迫せずに3人掛けのソファを置くことが可能です。
日本の狭小住宅でも、家族でくつろぐソファとして適したソファだと感じます。
Ole Gjerløv Knudsen & Torben Lind 3P Sofa D-R212D641A
こちらのソファは、Ole Knudsen とTorben Lindのデザイナーユニットが1962年にfrance&sonから、商品名「Moduline」として発表した作品です。恐らく造語だと思うのですが、単語の意味から推測すると、"Modular=一定の大きさの倍数で統一すること(モジュール)" / "line=線"だと思うので、規格が決まった形のソファが直線状に並ぶことを意図したソファなのではないかと思います。
ユニットの家具の魅力としては、お部屋に合わせてソファを配置しやすく、自由なインテリアが作りやすい点にあります。
この規格が統一されたデザインというのは、当時の大量生産を得意としていたfrance&sonのコンセプト的にも適したデザインであったと感じます。また、france&sonの豆知識ですが、大量生産の優位点を活かすために大体の家具がバラせる仕様の"ノックダウン構造"でできています。
ただ、ノックダウン構造は構造上弱い部分もあり、復刻した家具では、ノックダウンではなくがっつり組んである家具にリデザインしてある事が多いです。
(フィンユールのジャパンチェアなどもその例ですね。)
少し脱線してしまいましたが、現行商品とビンテージのオリジナル商品との違いを発見するのも面白いポイントです。
入荷時のコンディションが良かったので、デンマークから入ってきたままのファブリックを使用しています。(張り替えをしていません。)
良い感じに経年変化したオーク材のビンテージ感もお楽しみいただけたら嬉しいです。
Elevater Table D-508D721
最後はエレベーターテーブルのご紹介です。エレベーターテーブルとは、上下に高さ変更が可能なテーブルのことを指します。普通のコーヒーテーブルの高さからソファでお食事がとりやすいくらいの高さまで、2段階の変更が可能です。
デンマークのテーブルでは伸長式のテーブがよく見られますが、このエレベーターテーブルも自由な生活スタイル・インテリアに縛りを持たないデンマークならではの製品と言えるでしょう。 ローズウッド材を贅沢に使用しています。
高さはH475 / H620(mm)と、高い時はソファダイニングとしての使い方も可能なテーブルです。
天板の一部にタイルが付いているため、水物などに気を使わずに、ご使用いただけます。 リビングは読書をしたりギターを弾いたりと、様々なアクティビティの中心となる場所です。
秋の夜長のお供にビンテージ家具はいかがでしょうか。
今回ご紹介した他にもたくさんビンテージ家具が入荷しています。是非お気軽にお問い合わせ・ご来店ください。
ビンテージ家具一覧は「こちら」から
グリニッチ代官山 福田