• 北欧ビンテージ家具

2月便ヴィンテージ家具が入荷しました

こんにちは。グリニッチ代官山の福田です。
まだまだ寒い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は代官山店にあるヴィンテージ家具をいくつかご紹介させていただきます。

北欧ヴィンテージ家具のご紹介!

Kai Kristiansen No.32 Dining Chair D-R412D231A

現在日本のメーカーでも製作しており、商品を目にする事が多くなったデザイナー「カイ・クリスチャンセン」の作品です。

家具職人から修業が始まっているということもあり、カイ・クリスチャンセンの家具は作りがしっかりとしたプロダクトが多い印象です。デンマーク王立芸術アカデミーにて、デンマークデザインの父と呼ばれるコーアクリントに師事したことから、人間工学を軸に考えるユーザー視点の商品が多いのではないでしょうか?

今回にご紹介したNo.32 (ネイルチェア)も、アームの高さであったり背のあたりなどが絶妙です。ダイニングシーンでは、お食事がとりやすくデスクシーンでは、ちょっとした休憩にアームが実用的です。

本商品はフレームにチーク材を使った商品です。成形合板を使った背と無垢フレームの組み合わせは美しいです。細いフレームに合わせた貫部分は、細い故に存在感ある印象となっていますね。

こちらの椅子の特徴として、何よりも軽量という点が挙げられます。軽い事のメリットについては、立ち座りが楽になります。ダイニングでの使用ですと、頻繁に立ち座りがあったりするかと思います。(ハーフアームとの相性もいいですね)また、軽い事で気軽に椅子を持ち出して好きなところでのアクティビティが行えます。

意外と軽い事で重宝することは、多いです。

こちらの商品は、状態が良かったためデンマークから届いた状態での張地となっております。※張り替えることも可能です。

カイ・クリスチャンセンの商品一覧はこちら

Poul M. Volther Dining Chair J48 R412D303A

続いては「ポール・M・ヴォルタ」がFDBモブラーのためにデザインした作品をご紹介します。

FDBはデンマーク生活協同組合連合会(Fællesforeningen for Danmarks Brugsforeninger)の略称です。 1866年にクリスチャン・ソンネによって始められたこの組織は、一般の人々の日常生活に寄与することを目的にスタートした協同組合です。インテリア事業の角度から消費者の生活レベル向上を目指し、1942年に家具部門が設立されFDBモブラーが誕生しました。コーア・クリントに師事をしたボーエ・モーエンセンが初代企画デザイン担当責任者に就任し、ポール・M・ヴォルタが2代目を務めました。

そんなポール・M・ヴォルタの代表作と言えば、言わずもがな「J46」です。謳い文句として、デンマーク人の5人に1人が持っていると言われるくらいデンマークではポピュラーな椅子です。寒い地域で暮らすデンマーク人は、夏になると陽がサンサンとあたる地域に3週間ほどのんびりサマーハウスで過ごす習慣があるようです。日本でいう別荘と変わらないようですが、デンマークでは一般的なようです。そこで多くの家庭は、J46を使用して流通が進んだようです。デンマークでは、サマーハウスの風物詩になっていたかもしれないですね。

※J46を使用したダイニングのコーディネートシーン


J46のご紹介が長くなってしまいましたが、本商品もFDBでは現在も製作が続いている程人気な商品です。ポール・M・ヴォルタらしい木の温かい印象を与えてくれるプロダクトです。カイ・クリスチャンセン同様に家具職人の経験を積んでるということもあり、無理のない頑丈な作りをしています。デザイン面でいうと後に当時Erik Jorgensen社(現:FREDERICIA社)で発売していたコロナチェアと類似していることから、自身の作品からもアップデートしていく姿勢が読み取れます。

代官山店では、ビンテージのJ48と現行商品のJ48と展示がございます。ちょっと座面の幅が違ったり脚先のデザインが違ったりと楽しめる点は、多いかと思います。

ポール・M・ヴォルタの商品一覧はこちら
 

Dining Table D-R412D303T

ダイニングテーブルのご紹介となります。

デザイナー物と思うフォルムですが、アノニマスデザインの商品です。※アノニマスデザインとは、作者不詳のデザインのこと

通常W135cmですが、天板を伸長すると50cmずつ伸びるためMax 235cmにもなります。計8名が余裕を持って座れる広さになります。通常4名でご使用いただき、パーティーなどでご友人などを招くときに広げて使うなど用途に分けて使うことができるのが、伸長式テーブルのメリットになります。

代官山店には、他にも伸長式のテーブルが3点ほど展示がございます。店舗状況により、倉庫などのストックしてある場合もございます。事前に気になる商品等ございましたら、ご連絡いただけるとスムーズかと思います。

その他ヴィンテージダイニングテーブル一覧

Sewing Wagon R412D208

ソーイングワゴンのご紹介です。

  一般的なソーイングテーブルの要素を持ちながら、箱の中は細かい用途に分けた収納が特徴となっています。

ハンス・J・ウェグナーAndreas Tuck社製のソーイングテーブルと比べると少し小ぶりな印象です。W71cmなのでベットサイドや、ちょっとした収納として上手く活用できそうです。


下部収納のバスケットも、かつては毛糸などを入れていたのだと思いますが雑誌やちょっとした小物などを収納しても可愛いかもしれないです。

 

代官山店に展示がある商品を何点かご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?4月からの新生活に備え、北欧ビンテージ家具をご検討ください。ご紹介した商品に以外にも、たくさん代官山店には商品の展示がございます。

お気軽にお立ち寄りください。

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グリニッチ代官山 福田

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