• グリニッチの取り組み・広報

オリジナル家具、ものづくりへのこだわり

グリニッチのオリジナル家具が作られるのは、鳥取県は米子市にある自社工房。
設計・デザイン・製作まで一貫して行っています。

bookcase wide (oak) 

オリジナル家具の特徴は、上質な素材を生かしたシンプルなデザイン。
そこに込められたのは、日々の暮らしにとけこみ、永く・快適に・愛着の感じる家具であってほしいという、私たちの想いです。

家具をお作りするのは、お客さまからご注文をいただいてから。
受注生産の形を取ることで、お選びくださったお客さまお一人おひとりに向けて、一つひとつ丁寧に、製作をしています。

オリジナル家具に込めた、私たちのものづくりへのこだわり。
職人による家具づくりの様子と合わせて、お届けします。

製材前の木
製材をして・・
加工していきます。

一般的に圧迫感のあるイメージが強い無垢家具。
グリニッチではより暮らしにとけこめるよう、軽やかさと繊細なディテールを心がけてデザインしています。

そのために必要なのが、精度の高い加工技術。0.1mm単位での加工を行います。
この精度こそ、グリニッチのこだわりの一つです。

木材同士の接合には、日本古来から伝わる接合方法のひとつ「ホゾ」を用いています。これは無垢材だからできる方法です。
接合部分に強度を出すことができ、それにより耐久性が高まります。

強固な接合を行うため、求められるのはやはり高い精度。0.1mm以下の加工を要する場合もあり、作り手の感覚がとても重要になります。
手づくりを基本とする。グリニッチのこだわりが、ここにもあります。

引き出し_内部

オリジナルの引出しには吊り桟という技法を使っています。
引出しの側板に溝を堀り、桟となる細い角材に乗せるシンプルな作り。金属レールには無い温かみを感じられます。

桟は一つひとつ自社で製作。0.1mm単位で調節し取付けることで、より滑らかな引き心地を実現しています。

無垢家具のパーツは、一つひとつ本体に合わせながら製作し、丁寧に微調整しながら、戸や引出しを仕込んでいきます。
常に呼吸をしている無垢材は、家具へ形を変えても生きています。

生きている木と向き合って、ひとつずつ作り上げていく。
大量生産ではなく、受注生産にこだわる理由がここにあります。

Luu sofa

オリジナルソファの座面クッション下には、快適な座り心地を実現するため、ウェービングテープという弾性材を張っています。
バネやコイルスプリングとは異なり金属を使用しないので、ギシギシ不快な音も鳴らない。耐久性も高く、座り心地の良さが長続きします。

普段は見えない部分にも、永く付き合うためのさまざまな工夫を凝らしています。

オリジナル家具は、サイズや仕様の変更など、セミオーダーも承っています。
写真はオリジナルのカップボードに、一つ箱を追加して、サイズ変更をしているところ。

お客さまの暮らしに寄り添った家具づくりを。
使用した時のお客さまの笑顔を想像しながら、一つひとつ丁寧に作り上げています。

無垢家具を作る上で欠かせない、さまざまな機械。
ただし、自動ではなくフリーハンドを要するため、職人の経験と感覚がクオリティを大きく左右します。

墨をつけた目で見えるラインだけをもとに加工を進めるのではなく、指で凸凹の無いフラットな面を感じ、ひとつずつ確認しながら進めていきます。

木だけでなく、金具の質感にもこだわり。オリジナル家具には、特注の金属パーツやネジを使用している製品が多くあります。

Work Table-wedge-に使われているのは、特注サイズの平ネジ。
「無垢材とともに経年変化を楽しんでもらいたい」という想いから、真鍮製にこだわっています。

Luuシリーズの特徴でもある曲線。
機械を用いて面取り・サンディングをしたあとは、手や指の感覚で微細な凸凹や毛羽立ちを確認してペーパーをかけていきます。

滑らかでずっと触っていたくなるような優しい肌触りは、こうしたひと手間で生まれます。

 


見た目のデザインはもちろん、その使い心地まで、たっぷりご満足いただくために。
オリジナル家具には、私たちの強い確かなこだわりがたくさん、つまっています。

暮らしにずっと永く寄り添い、愛着がどんどん増していく。
グリニッチが自信を持っておすすめできるアイテムです。

広報 岡田

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