- 北欧ビンテージ家具
5月便ヴィンテージ家具入荷しました/代官山店イベント開催のお知らせ
こんにちは。グリニッチ代官山の福田です。
今月2回目のヴィンテージ家具入荷のお知らせです。ソファをはじめダイニングテーブルやデスクなどヴィンテージ家具が目白押しです。
また、29日(土)よりボーエ・モーエンセン、FDBモブラーに纏わる展示会も始まります。詳細は、ブログの最後にご紹介させていただきます!
北欧ヴィンテージ家具のご紹介!
Day Bed D-R307D208
初めは、シンプルな無名(アノニマス)のデイベッド。
フレームはアフロモシアをメインに使い脚は、ビーチを着色してあります。「J46」でも有名なpoul.m.volther 「H9」のようなデザインでシンプルながら機能美を兼ね備えたデザインがされています。
デイベッド という機能面とシンプルなデザインから、座面を厚くせず座り心地を考え厚みを13cmで製作しました。寝ころぶ、座る、立つの動作のし易さを重視しています。
生地はdanishartweaving社のuld のストライプ、プレーンの生地を採用しておりウールの梳毛糸74%ポリエステル17%コットン9%の構成で、きめ細かな繊維に耐久性のある生地になっています。
ウールの特徴として保温性、吸湿性に優れ、シワになりにくく汚れにくい、更に抗菌、消臭の効果も繊維自体が持っている特徴があり、すのこ状のフレームとの相性は良くカビにくい要素もあります。
特徴的な背面は独立しており、背を外して使える用途と収納として機能できるようにしてあるのかベニヤを曲げ加工して成形してあり裏側は中空になっています。
またフレーム下には大きな抽斗があり、ブランケットや枕、クッションなどしまって置けるスペースもあります。壁側にソファとして使ってもよし、外してベッドとしても多様に使え、シンプルなデザインが様々な場面で使えるイメージができるかと思います。
Jorgen Baekmark Arm Chair J86 D-R412D283A
FDB Møblerの4代目のデザイン責任者の「ヨーエン・ベックマーク」の作品です。
ヨーエン・ベックマークは、FDBモブラーの初代デザイン責任者のボーエ・モーエンセンとは、働く時期は被っていませんがデザインや家具に対する姿勢などはモーエンセンの思想を習っていた部分もあるかと思います。
また、代表作である「J80」は、SPACE Copenhagenがインテリアを担当し、2015年にコペンハーゲンにオープンしたレストラン「108(ワン・オー・エイト)」。“世界一予約の取れないレストラン”とも称された「noma(ノーマ)」の姉妹店として注目され、その店内のチェアに採用されています。
下記は、ヨーエン・ベックマークのインタービュー記事でベックマーク自身の事を知れる記事となっているのでぜひご覧ください。
ヨーエン・ベックマーク インタビュー『ヘッドデザイナーが語るFDBモブラーとは?』
FDBモブラーらしくシンプルでありながらも、椅子としての存在感がしっかりと残っているプロダクトだと感じます。
アーム付きのチェアですが、見た目の印象からそこまで重い印象にならないので、デスクに限らずダイニングシーンでも使いやすいアームチェアです。また、2脚在庫があるのでダイニングテーブルに横並びにあったら可愛いですね。
Erik Buch Dining Chair D-R412D289B
続いては、エリック・バックのダイニングチェアのご紹介です。
エリック・バックと言えば、「Model49」や「Model61」を代表作に持ち少しユニークなフォルムが印象的な家具デザイナーです。エリック・バックは、「Model49」を含む多くの椅子をデザインしている印象が強いですが、スツールやキャビネットと椅子に限らず多岐に家具デザインをしています。椅子に関しては、ローズウッド材、チーク材に革を合わせてデザインしている事が多く優雅な印象を持つプロダクト多く発表しています。
※本商品は、マホガニーです。
エリック・バックの特徴として、木部を平面的な切り出しで製作している製品が多くアイコニックとなっています。
マホガニーで製作しているので、重い印象を覚えますがローズウッド材やチーク材のダイニングテーブルには合わせやすく締まったインテリアになります。こちらの商品も2脚在庫がございますので、ダイニングシーンに収まりが良い商品です。
ちなみに2脚椅子を入れたい場合は、最低でもW130cmはあるダイニングテーブルだと心地よくお食事など楽しめます。
Ole Wanscher Dining Table D-R412D242T
続いては、Ole wansher(オーレ・ヴァンシャー)のダイニングテーブルのご紹介です。
P.Jeppesen社製のRungstedlund(ルンステッドランド)シリーズ/1960s
※小説家カレン・ブリクセン邸宅の庭園にちなんで名付けられたシリーズ高級木材であるマホガニーで作られた艶感が目を引くダイニングテーブルです。
光の陰影で様々な表情を覗かせてくれます。
特に注目してもらいたいのが特徴的な脚先。
存在感のある曲線がとても魅力的でありながら柔らかい印象を与えてくれます。
※同シリーズのR412D242chairも取り揃えています。
とてもスタイリッシュで繊細な曲線が美しい佇まいです。
エクステンション(伸長式)ではありませんが、サイズ感的には5~6人くらいがゆったりお食事を楽しめます。
Bookcase D-R412D294
最後は、アノニマスデザイン(作者不詳)のブックケースのご紹介です。
アノニマスデザインは、作者不詳のデザインの事を言います。一般的に有名なデザイナーものと比べると金額がお求めやすい事が多いです。しかしながら、価格が落ちることで商品の魅力まで落ちるということはございません。あくまで、作者が不詳なだけで物自体は魅力的な商品が多数存在します。また金額的にお求めやすい所から、ヴィンテージ家具の入りとして始めやすいのも魅力です。
本商品は、上段にオープンな収納と下部に引き出し付きの収納とブックケースとしてはとてもポピュラーなフォルムをしています。それ故に、現実的で使いやすいブックケースと考えます。
魅せたい物は、上部のオープンな部分でディスプレイでき下部の収納では重いうものやあまり見せたくないもの収納できます。
現在、代官山店ではブックケースが本商品合わせて3点ございます。ブックケースは物理的に大きいので実際に見て触って色々試してみてください。同じブックケースと言えど、それぞれ個性があり面白いです。
イベント告知
北欧デンマーク家具と暮らす
ーボーエ・モーエンセンから学ぶ、暮らしの楽しみ方ー
会期:4月29日(土)~5月14日(日)※入場料無料
内容:初代FDBモブラーのデザイン責任者であるボーエ・モーエンセンから学ぶ、暮らしの楽しみ方と題してFDBモブラーの軌跡が分かる展示・生活のスケールを実寸大で再現したディスプレイなどをしています。FDBモブラーの珍しいヴィンテージ家具なども展示しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
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