Arne Jacobsen Wall Clock / Roman
独特の立体感のあるデザインでエレガントさを感じるウォールクロック
ユトランド半島に位置するデンマーク第2の都市であるオーフス、その「オーフス市庁舎」を設計した際に手掛けたウォールクロック「Roman」。
中で使用される家具や照明はもちろん、灰皿やドアノブにいたるまで全てヤコブセンが手掛けたことで今は観光名所にもなっている、トータルデザインという完璧主義へのこだわりが姿を現しはじめた建築物です。
当時の設計図面を元に忠実に再現されたローマンクロックは、ケースとの一体成型の文字盤が、独特の立体感を演出しています。 壮大かつ非の打ちどころのないエレガンスさが印象に残る作品です。
Store展示してある店舗
Brand & Designerブランド&デザイナー
- デザイナー
Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)
デンマーク・コペンハーゲン生まれ。デンマーク王立芸術アカデミーでデザイン建築を学び、1930年に自身の建築設計事務所を設立。ミース・ファン・デル・ローエらの影響下の元、機能主義を掲げた数多くの建築を手掛ける。
またヤコブセンは建築だけにとどまらず、内装や家具、ファブリックから食器に至るまでトータルデザインすることもあり、その中で最も有名な建築物がコペンハーゲンのSASロイヤルホテル。フリッツハンセン社で現在も製造されるスワンチェア、エッグチェアなどは、このホテルのためデザインされたものとして知られている。
家具のデザインでいえば、背と座が一枚の3次元成形合板で作られた世界初の椅子:アントチェア、その後発表されたセブンチェアはあまりにも有名である。建築、家具デザイン双方の歴史に名を残す、北欧を代表する偉大なデザイナー。
