PP518 Bull Chair Hans J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)
数あるホーンチェアシリーズの中でも人気の高い「PP518 ブルチェア」
背もたれ部分の笠木に契りが印象的でデザイン性の高さが伺えます。
バランスの良い肘かけの位置や籐編みの座面など完成度が高く、飽きの来ない、とても美しいチェアです。
長時間座っていても疲れにくい設計にしてありウェグナー作品の中でも人気があり、
この綺麗に流れる肘かけのラインはチャイニーズチェアから続く流れを感じさせてくれます。
動物の角に例えられるユーモアのあるシリーズで、現在でも多くのファンから愛されています。
Reviewレビュー
Brand & Designerブランド&デザイナー
- デザイナー
Hans J. Wegner (ハンス・ウェグナー)
デンマークのドイツ国境に近い職人の町・トゥナーに生まれ、14歳で家具職人の見習いとしてこの世界に足を踏み入れる。 17歳でに指物師の資格を取得。その後、国立産業研究所で木材についての専門的な研究を重ね、22歳(1936年)からはコペンハーゲン美術工芸学校でデザインの勉強をはじめる。この頃、ボーエ・モーエンセンと出会う。
卒業後の1940年から、アルネ・ヤコブセンとの共同プロジェクトで、オルフス市庁舎の家具のデザインを担当。
1943年に独立し、現在に至るまで500脚以上の椅子をデザイン。
国内外を問わず多くの展示会では数々の賞を受賞し、MoMA(ニューヨーク近代美術館)を始め、多くの公共機関にコレクションされている。
1984年 デンマークのクイーンよりナイトの称号を受ける。
1995年 ウェグナー美術館が故郷トゥナーにオープンする。
代表作に『Yチェア』『ザ・チェア』『チャイニーズチェア』などがある。
