ビンテージ家具のリペア方法
How to repair vintage furniture
様々な人の手を経て私たちの元へやってくるビンテージ家具。
同時期に同じ工房でつくられたものでも状態は様々で、
ひとつとして同じものは存在しません。
綺麗な状態で少しでも永く使い続けられるよう、
ひとつずつ構造や状態を確認しながら
1番良い状態にまでクオリティを上げていきます。
リペアの方法や仕上がりは家具によって異なりますが
一例として私たちの行うリペアの内容をご紹介いたします。
ビンテージテーブルのリペア方法
家族や友人との団欒を楽しむ習慣がある北欧では
大人数でも同じテーブルにつけるようエクステンション天板が内蔵されたものが多くあります。
グリニッチではテーブル全体の構造を確認した上で
安全にご使用いただけるように、ひとつずつのパーツを調整し
ガタつきが無いようエクステンションが綺麗に収まるよう仕上げていきます。
また長身の方の多い北欧では、テーブルも少し高めに作られているものが多く
高さのあるものは適度な長さに脚をカットしたりと、私たち日本人の体格に合うよう調整しています。
1. 状態チェック
接合部分や構造のチェック、傷や汚れ欠損箇所など、
木部のコンディションを確認し、最適なリペア方法を検討します。
状態を確認し、必要に応じて分解します。
欠損箇所がある場合、同時に製作も行います。
木部表面についたキズや汚れをサンドペーパーで取り除きます。
目の粗いペーパーと目の細かいペーパーを使い磨き上げることで
表面が滑らかになり手触りの良い仕上がりになります。
オリジナルの配合のオイルを使用し、木の持つ風合いを引き出します。
環境にも配慮した安全な自然素材のオイルです。
全てのパーツを組み合わせた後、調整部分を見直し全体的なバランスを確認します。
最後に水平な台に乗せ、ガタついていないかチェックを行います。
ビンテージチェアのリペア方法
暮らしのなかで使用頻度の高いチェアは、永く安心してお使いいただけるよう十分に構造を見直した上で、
日本の気候に合わせ接着部分の補強や動作を調整します。
柔らかなラインが特徴の北欧家具ですが、特にチェアは曲線が多様され、その美しいカタチを損なうことの無いように
そのままのデザインで仕上げることを心がけています。
1. 状態チェック
接合部分や構造のチェック、傷や汚れ欠損箇所など、
木部のコンディションを確認し、最適なリペア方法を検討します。
状態を確認し、必要に応じて分解します。
欠損箇所がある場合、同時に製作も行います。
木部表面についたキズや汚れをサンドペーパーで取り除きます。
目の粗いペーパーと目の細かいペーパーを使い磨き上げることで
表面が滑らかになり手触りの良い仕上がりになります。
オリジナルの配合のオイルを使用し、木の持つ風合いを引き出します。
環境にも配慮した安全な自然素材のオイルです。
クッション表面や内部の状態を確認し必要なものは張り替えを行います。
状態の良いものは、あえて当時のまま残すこともあります。
ご相談に応じてお好きな生地で張替ることも可能です。
全てのパーツを組み合わせた後、調整部分を見直し全体的なバランスを確認します。
最後に水平な台に乗せ、ガタついていないかチェックを行います。
リペア実例
グリニッチで行うリペア方法の一部をご紹介します。
傷の部分をサンディングで整え、表面を滑らかにします
職人の手で新たな命を宿す家具
リペアの流れを動画でご紹介
全ての北欧ビンテージ家具
グリニッチでは、北欧デンマークの
ビンテージ家具を主に取り扱っています。
状態が良いものを厳選して仕入れ、
自社工房で丁寧にリペアを行ったものを
皆様へご提供します。