PP52 Captain's Chair Hans J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)

静謐な幾何学と包み込む肘掛けの調和

Hans J. Wegnerが1975年に設計したPP52/PP62キャプテンチェアは、
「静的でクラシックな椅子」という評価にふさわしい、凛とした存在感を備えています。

蒸気曲げ木材を巧みに組み合わせた幾何学的なフレームは、肘掛けが座る人を優しく包み込みながら、背もたれとの対比を生む構造美を見せています。

PP52 Captain's Chair Hans J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)

税込¥991,100
税抜 ¥901,000
月額30回払い金利手数料無料¥33,037
獲得ポイント29,733pt
ブランド
PP Møbler
デザイナー
Hans J. Wegner
設計
1975年
サイズ(mm)
W580 D480 H730 / SH450 / AH680
マテリアル
アッシュ / オーク
仕上げ
・ソープ仕上げ
・オイル仕上げ(オークのみ)
・ホワイトオイル仕上げ(アッシュのみ)
座面
レザー
納期
受注生産品のため6ヶ月前後頂戴します。
詳しくはお問い合せ下さい。
備考
PPモブラー正規品である証の刻印があります。
送料
送料無料

※一部地域へのお届けには中継料金が発生する場合がございます。その際は別途ご請求させていただきます。
樹種:
仕上げ:
座面:
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Designデザイン

【PPモブラー正規販売店】 PP52 Captain's Chair (クッション張り) | Hans. J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)_デザイン

構造の芸術性と技術の洗練

PP52/PP62の構造は、一見シンプルでありながら高度な職人技を要します。

蒸気曲げ材と無垢材を結合するジョイント部分には、異材(ウェンジなど)を用いて際立たせる意匠が施され、
その継ぎ目すらデザイン要素として昇華されています。

素材の選択が生む、二つの表情

PP52とPP62――同じ造形を持ちながらも、座面の違いが椅子の性格を変えます。

革やファブリックで仕上げられたPP52は、柔らかく身体を包み込むような安心感を与え、
ダイニングやラウンジなど、穏やかな時間を過ごす場所にふさわしい落ち着きを添えます。

一方、ペーパーコード仕様のPP62は、より軽やかで構築的な印象。

織りの陰影が木の質感を引き立て、北欧らしい清廉な空気を漂わせ、
使い込むほどにコードが手と身体に馴染み、経年変化が美しい風合いとなって現れます。

Brand & Designerブランド&デザイナー

  • ブランド
  • デザイナー

PP Møbler (PPモブラー)

1953年にデンマークで設立された家具工房「PPモブラー」は、
北欧家具デザインの巨匠ハンス・J・ウェグナーの最高峰作品を今なお手仕事で製作し続けるブランドです。

「機能に忠実でありながら、美しくあること」――ウェグナーの哲学を体現し、
木材の個性を最大限に引き出す伝統的なクラフトマンシップを守り抜いています。

素材には厳選されたオーク、アッシュ、ウォルナットなどの無垢材を使用し、
曲線の美しさや精緻な接合など、構造そのものがデザインとなる仕上がりが特徴。

代表作「PP503 ザ・チェア」や「PP701」などを通して、北欧インテリアの中でもひときわ職人技の光る存在として知られています。

PPモブラーは、“北欧家具の真髄”を今に伝えるデンマーク屈指の工房です。

Hans J. Wegner (ハンス・ウェグナー)

デンマークのドイツ国境に近い職人の町・トゥナーに生まれ、14歳で家具職人の見習いとしてこの世界に足を踏み入れる。 17歳でに指物師の資格を取得。その後、国立産業研究所で木材についての専門的な研究を重ね、22歳(1936年)からはコペンハーゲン美術工芸学校でデザインの勉強をはじめる。この頃、ボーエ・モーエンセンと出会う。

卒業後の1940年から、アルネ・ヤコブセンとの共同プロジェクトで、オルフス市庁舎の家具のデザインを担当。

1943年に独立し、現在に至るまで500脚以上の椅子をデザイン。
国内外を問わず多くの展示会では数々の賞を受賞し、MoMA(ニューヨーク近代美術館)を始め、多くの公共機関にコレクションされている。

1984年 デンマークのクイーンよりナイトの称号を受ける。
1995年 ウェグナー美術館が故郷トゥナーにオープンする。

代表作に『Yチェア』『ザ・チェア』『チャイニーズチェア』などがある。

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