Poul.M.Volther model350 Dining Chair D-R208D506D
- デザイナー
- Poul.M.Volther
- 生産国
- Denmark
- 年代
- 1950-70年代
- サイズ(mm)
- 全体:W485 D485 H795 / SH440
座面:W480 D415 - マテリアル
- オーク
- 備考
- 刻印(シール)があります
一部シミがあります
Poul.M.Volther model350 Dining Chair D-R208D506D
Repair北欧ヴィンテージ家具のリペア
自社工房で一点一点大切にリペアしています
様々な人の手を経て、私たちの元へとやってくるヴィンテージ家具。
同時期に同じ工房でつくられたものでも状態はまちまちで、ひとつとして同じものは存在しません。
綺麗な状態で少しでも永く使い続けられるよう、ひとつずつ構造や状態を確認しながら、
その家具の1番良い状態にまでクオリティを上げていきます。
キズの除去
傷の部分をサンディングで整え、表面を滑らかにします
焼け痕の修復
剥離した上でサンディングし整えます
輪ジミが出来にくいオイル仕上げ
二種類の異なる性質を持つオイルを塗り重ねることで、水で濡れたコップを24時間放置しても輪ジミができなくなりました。
もちろん、このオイルも、植物由来で環境に優しいものを組み合わせています。
小さなお子さまがいるご家庭でも、安心して長く、そして綺麗なままお使いいただけます。
Brand & Designerブランド&デザイナー
- デザイナー
Poul M.Volther(ポール・M・ヴォルタ)
「ハンス・オルセンの工房で修業した後にThe School of Arts and Craftsを卒業、マイスターの資格を得る。卒業後はThe Danish School of Art and Desigで教師として若手デザイナーの育成に尽力した。
1949年にウェグナーに紹介され、FDBに入社。翌1950年にはモーエンセンが勤めていた企画デザイン担当責任者を引き継ぎ、彼の「家具は人々の生活を向上させる」という信念も同時に引き継ぎ、指針とする。
モーエンセンが家具により行った人々への職や金銭の確保でなく、手に取りやすい機能性とシンプルさ、手軽さを強調した「J46」はFDB最大のヒット商品といわれており、 1950年代のデンマーク家具職人ギルドの展示会では毎年のように出品されていた。
FDBを1956年に退職すると同時にデンマーク国内の応用芸術学校で再び教師となる。彼の指導によりそのシンプルなデザインをベースとして用いるデザイナーは多い。
デザイン・機能面では完璧主義で、流行などの短命な家具を嫌がり、丈夫でシンプルなデザインを多く遺している。 ウインザー家具を源流とする現代スウェーデン風のペグチェアをモデルとし、デンマークの人々の暮らしの質を向上させた。
代表作に『J46』『J48』『コロナチェア』などがある。
Follow-up service修理・メンテナンス永年対応
ものづくりへのこだわりがあるからこそできる 「修理・メンテナンス永年対応」
遠くデンマークから届いた家具たちは、傷や欠けなど当時の使用した人たちの痕跡にあふれていて、そこから歴史や当時の人たちがどう過ごしてきてか感じ取れます。
リペアの際はその想いにふれ、次に使う人の事を考え、オリジナルの形状を大事にしつつ、欠損した部分の補修や汚れを落としてきれいにし、より長く使えるにはどうすればいいのかを考えながらリペアを進めます。
永く愛着を持って使用していくには直しながら(メンテナンス)大切に使い続けるということが必要になってきます。
グリニッチではご使用年数に関わらず修理・メンテナンスを承っております。
※状態によっては承れない場合がございます。