CH290F オーク kvadrat Serpentine CH290F オーク kvadrat Serpentine
- ブランド
- CARL HANSEN & SØN
- デザイナー
- Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)
- サイズ(mm)
- W580 D520 H420 / SH420
- マテリアル
- オーク
- 仕上げ
-
・ソープ仕上げ
・オイル仕上げ
・ホワイトオイル仕上げ
・ラッカー仕上げ
・ブラック塗装 - ファブリック
- kvadrat Serpentine (ウール98%/ナイロン2%)
色彩の巨匠Giulio Ridolfo(ジュリオ・リドルフォ)がデザインした、ボリューム感のあるウールファブリックです。
耐摩耗45,000回をクリアし、EUエコラベル・Greenguard認証を取得しています。 - 備考
- 掲載している生地以外のファブリックやレザーをご希望の場合はお問い合わせください。
- 納期
- 「オーク・オイル仕上げ・Serpentine 0118」はメーカーにて在庫確保予定のため、1月下旬頃より順次出荷を予定しております。
その他の仕様は受注生産品のため6ヶ月程度お時間をいただきます。 - 送料
- 無料
Designデザイン
デザインの転換点 ― 快適性と構造の融合
GE290Fは1953年にウェグナーがGetama社のために設計したGE290シリーズの流れを汲むスツールです。
木のフレームとクッションを分離させる構造思想をそのままに、軽やかで機能的なフォルムが特徴的なデザインです。
木質フレームとクッションの対話
直線と斜角が織りなすフレームは、ソファと共通する構造を持ちながらも、よりコンパクトで彫刻的な印象を与えます。
独立したクッションは柔らかく体を受け止め、木質の安定感と軽やかさを同時に感じさせます。
張地はファブリックやレザーから選択でき、ソファとの組み合わせで統一感を持たせたり、異素材で個性を引き立てることも可能です。
継承と進化 ― GE290からCH290へ
オリジナルのGE290シリーズは長年Getama社によって製造されましたが、
現在はCarl Hansen & Sønがその思想と図面を受け継ぎ再構築されています。
ウェグナーの設計思想を忠実に守りながら、現代の木工技術と環境基準に適合させています。
時を経ても変わらない普遍的な快適さと、丹念に磨き上げられた木肌の質感が、北欧家具の本質を静かに語り続けます。
Hans J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)
ハンス・J・ウェグナー(1914–2007)は、20世紀デンマークを代表するデザイナーの一人です。
若くして家具職人としての修業を積み、木工マイスターの資格を取得。
素材の性質を熟知しながら、構造そのものをデザインとして美しく見せる独自のアプローチを確立し、
"The Chair"や"Yチェア(CH24)"など、実に500脚を超える椅子を生み出しました。
Brand & Designerブランド&デザイナー
- デザイナー
Hans J. Wegner (ハンス・ウェグナー)
デンマークのドイツ国境に近い職人の町・トゥナーに生まれ、14歳で家具職人の見習いとしてこの世界に足を踏み入れる。 17歳でに指物師の資格を取得。その後、国立産業研究所で木材についての専門的な研究を重ね、22歳(1936年)からはコペンハーゲン美術工芸学校でデザインの勉強をはじめる。この頃、ボーエ・モーエンセンと出会う。
卒業後の1940年から、アルネ・ヤコブセンとの共同プロジェクトで、オルフス市庁舎の家具のデザインを担当。
1943年に独立し、現在に至るまで500脚以上の椅子をデザイン。
国内外を問わず多くの展示会では数々の賞を受賞し、MoMA(ニューヨーク近代美術館)を始め、多くの公共機関にコレクションされている。
1984年 デンマークのクイーンよりナイトの称号を受ける。
1995年 ウェグナー美術館が故郷トゥナーにオープンする。
代表作に『Yチェア』『ザ・チェア』『チャイニーズチェア』などがある。
























